はじめに|大学院?就職?理系学生が必ず通る分かれ道
こんにちは、パイセンログを運営しているパイセンです!
理系の大学生なら誰しも一度は考えたことがあるはず。
「大学院に進学すべきか?」
「学部卒で就職してしまおうか?」
さらにその中で、「外部受験」という選択肢を耳にした人もいるかもしれません。
💡 外部受験とは?
今いる大学ではなく、他大学の大学院に進学すること。
たとえば、地方大学から**東京科学大学(旧・東京工業大学)**など上位校を受験するようなケースです。
僕自身も、外部受験をして大学院進学を選びました。
「本当に進学してよかった」と感じている今、同じように悩んでいる理系の後輩たちに向けて、
進学と就職の違い・判断ポイントをわかりやすくまとめました!
就職 vs 大学院進学|理系学部生のリアルな比較
✅ 進学と就職、どう違う?
| 比較項目 | 大学院進学 | 学部卒で就職 |
|---|---|---|
| 進路 | 修士課程に進学 | 企業に就職 |
| 難易度 | 外部受験なら難関 | 内定競争あり |
| メリット | 専門性UP・研究継続・大手に有利 | 実務経験を早く積める・経済的自立 |
| デメリット | 学費がかかる・2年延長 | 専門性が浅くなる・選択肢が狭くなる |
| 年収 | 初任給は少し高め(修士) | 学部卒より低め |
| 就職しやすさ | 修士卒の方が研究職・大手に有利 | 技術職以外はやや不利な場合も |
こんな人は大学院進学がおすすめ!
進学を選んで正解だったと実感している僕の経験から、
「大学院向き」の人の特徴をまとめました👇
🎯 大学院進学を選ぶべきタイプ
- 研究が楽しい・もっと深めたい
- 学部ではやりたい分野が見つからなかった
- 上位大学に挑戦してみたい(外部受験)
- 将来的にR&Dや技術職につきたい
- 企業の研究所・開発部門を志望している
- 博士課程やアカデミアも視野に入れている
💬 僕の場合:
在籍していた大学に不満はありませんでしたが、
「せっかく研究するなら、より高度な環境で学びたい」と思うようになりました。
特に、博士課程に進む学生が少ない環境では視野が狭くなると感じ、
博士を目指す仲間がいる大学院(東京科学大学)への外部受験を決意しました。
就職を選んだ方がいい人は?
もちろん、大学院がすべてではありません。
就職を選ぶのがベストな人もいます。
💼 学部卒で就職が向いている人
- 研究にそこまで興味がない
- 経済的な理由で早く働きたい
- 実務経験を早く積みたい
- キャリアアップを現場経験重視で考えている
- 特に専門職や研究職を希望していない
データで見る大学院進学の価値(客観的視点)
ここでは、文部科学省や企業調査データをもとに、客観的に比較してみましょう。
📊 理系の進学率
理工系学部生の約55%が大学院進学
(※文部科学省「学校基本調査2024」より)
💰 初任給の違い
| 学歴 | 平均初任給 |
|---|---|
| 学部卒 | 約22万円 |
| 修士卒 | 約24.5万円 |
| (※厚生労働省 令和5年度調査) |
💡 ポイント:
初任給だけでなく、生涯賃金・ポジション・転職市場での評価にも差が出ます。
進学するなら「外部受験」という選択もある
進学=内部進学、と思っていませんか?
実は、外部受験でより良い環境へ進むチャンスもあります。
🏫 外部受験のメリット
- 新しい分野にチャレンジできる
- 有名教授・研究室のもとで学べる
- ネームバリューが就職に有利な場合も
- 人間関係・環境をリセットできる
📝 外部受験の詳しい流れ・勉強法はこちら👇
👉 理系大学院の外部受験ガイド|流れ・勉強法・注意点を実体験で解説
僕の選択と、その結果
僕は最終的に「東京科学大学大学院 機械系」を外部受験し、進学を選びました。
✅ 結果どうだったか?
- 進学して大正解でした!
- 研究テーマも希望通りで、毎日が刺激的。
- 博士進学・海外留学を目指す仲間も多く、視野が広がった。
- 就活では大手メーカー・研究所からの選択肢が増えた。
まとめ|迷ったら「進学」がおすすめな理由
「進学 or 就職、どちらを選ぶべき?」
結論として、明確にやりたい仕事がある人以外は、大学院進学をおすすめします。
- 専門性が深まり、研究スキルが即戦力になる
- 視野・人脈が広がる
- 将来の選択肢が増える
- 大手企業や研究職への道が開ける
もちろんどちらにもメリット・デメリットはありますが、
「進学して後悔した」という声は少ないのが現実です。


コメント