はじめに
こんにちは、パイセンログを運営しているパイセンです!
理系の大学生なら、一度は
「大学院に進学するか」「そのまま就職するか」で迷ったことがあると思います。
さらにその中で、「外部受験」という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
💡 外部受験とは?
今の大学ではなく、他大学の大学院を受験することを指します。
たとえば、関西大学から東京科学大学(旧・東京工業大学)に進むといったケースです。
僕自身もこの「外部受験」で合格をつかんだ一人です。
情報が少なく不安も多いですが、正しい流れを理解して早めに動けば誰でも合格は狙えます。
この記事では、僕の実体験をもとに
外部受験の「流れ」「勉強法」「研究室訪問」についてわかりやすく解説していきます!
外部受験とは?内部進学との違い
外部受験とは、現在所属している大学とは別の大学院を受験することです。
たとえば、地方国立大や私立大から旧帝大・東工大・筑波大などを目指すケースが多いです。
🔸 内部進学と外部受験の違い
| 項目 | 内部進学 | 外部受験 |
|---|---|---|
| 出願先 | 同じ大学 | 他大学 |
| 難易度 | やや低い(推薦・書類選考あり) | 一般的に高い |
| 試験内容 | 筆記+面接(または筆記のみ) | 筆記+面接 |
| 情報量 | 豊富(教授・先輩に聞ける) | 少ない(自分で調べる) |
| メリット | 安心・環境が変わらない | 新しい挑戦・環境リセット |
| デメリット | 視野が狭くなる可能性 | 情報収集が大変 |
🔸 外部受験を選ぶ主な理由
- 自分の大学では扱っていない分野を学びたい
- より研究レベルの高い大学で学びたい
- キャリアの選択肢を広げたい
- 現在の研究室の方針や雰囲気が合わない
- 新しい人間関係・環境に挑戦したい
💬 僕の場合:
自分の大学に不満があったわけではありませんが、
「せっかく大学院で研究するなら、できるだけレベルの高い環境で挑戦したい」と思ったのがきっかけです。
今の大学では博士課程に進む人が少なく、修士で就職する人が多い。
博士課程の人がいる研究室に行けば、視野や将来の選択肢が広がると感じ、外部受験を決意しました。
外部受験の流れとスケジュール
理系の3年生は授業や実験が多く、勉強時間を取りにくい時期です。
それでも、外部受験の準備は3年の冬から始めるのが理想です。
🗓️ 大まかなスケジュール
| 時期 | やること | ポイント |
|---|---|---|
| 3年12月〜2月 | 行きたい大学・研究室を調べる、TOEIC受験 | 早い人はこの時期に訪問メールを送る |
| 3月〜4月 | 志望校決定・研究室訪問・過去問入手 | 合同説明会で方向性を固める |
| 5月〜6月 | 本格的な勉強開始・願書提出 | 研究と両立して勉強時間を確保 |
| 7月 | 模試・過去問演習 | 実戦練習を重ねる時期 |
| 8月 | 筆記試験・面接・口述試験 | 志望動機・研究概要を明確に |
| 9月 | 結果発表・合格後の連絡 | 研究室との連絡を開始 |
✅ ポイント
外部受験はスケジュールがタイト。
早く動くほど情報が集まり、教授訪問のチャンスも増えます!
研究室訪問のポイント
研究室訪問は、できるだけ多く行くことをおすすめします。
💬 僕もWebだけ見て「興味ないかも」と思っていた研究室が、
実際に訪問して話を聞いてみると「意外と面白そう!」と感じたことがありました。
逆に、Webでは良さそうに見えていた研究室でも「ちょっと違うな」と思うことも。
つまり、情報収集の第一歩は「自分の足で行くこと」!
チェックポイント👇
- 教授の人柄
- 学生の雰囲気
- 研究スタイル(実験 or シミュレーション中心)
- 就職・進学実績
機械系大学院の勉強法まとめ【東京科学大学(旧東工大)】
僕が受験したのは、東京科学大学大学院(旧・東工大)機械系です。
ここでは、僕が実際に行った勉強の流れを紹介します。
① 機械系に必要な科目
必要な科目は5つ👇
英語(TOEIC)・材料力学・機械力学・流体力学・熱力学
この5科目をバランスよく勉強していくのがポイントです。
② まずはTOEICから!
🕓 おすすめスケジュール
- 出願時にスコアシートの原本が必要(郵送に約1ヶ月)
- 出願が6月上旬 ⇒ 4月末までに受験完了が安全!
- 目標スコア:700点以上(3月までに)
TOEICを早めに終わらせることで、4力学の勉強に集中できます。
③ TOEIC後は4力学へ!
TOEICが終わったら、次は4力学(材料・機械・流体・熱)へ。
どの科目から始めてもOKですが、得意な科目から始めるのがおすすめです。
💬 解ける問題が増えると「できた!」という達成感が得られてモチベーションが上がります。
小さな成功体験の積み重ねが、継続のコツです。
④ 勉強の進め方
効率的なやり方
- 過去問中心で勉強する
- わからない部分は教科書・ネットで調べる
- 同じ問題を繰り返して「理解 → 定着 → 応用」
🔁 同じ問題を3周することを目標に!
理解が浅いままだと得点に結びつきません。
まとめ:外部受験は早めの行動がすべて!
- 外部受験は「情報戦」+「スケジュール管理」がカギ
- TOEICを早めに終わらせて、4力学に集中
- 研究室訪問は「行ってみないとわからない」
早く動けば動くほど、合格の可能性は確実に上がります。
焦らず、コツコツ頑張っていきましょう💪

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